地域おこし協力隊・漁業支援員募集

北海道厚真町は、北海道中央南部、太平洋に面する農村地帯で、北海道の中でも積雪量が少ない比較的温暖な気候の町です。陸・海・空のすべての交通アクセスに恵まれ、首都圏とも日帰り往復が可能です。
今、厚真町では、新たな漁業の担い手づくりを進め、漁業振興と地域活性化を進めています。
このため、漁業に興味・関心があり、将来的に漁業で自立を目指す方を「厚真町地域おこし協力隊・漁業支援員」として募集します。漁業支援員の活動を通して、漁の技術や経営ノウハウなどを習得していただき、期間終了後は、漁業で自立もしくは乗組員として漁業を続けつつ、厚真町に定住されることを期待しています。

厚真町が求める人材

• 新規就業を目指し、漁業研修を行う人材
• 不足している漁業者の労働力を補完する人材
• 地域(自治会など)活動へ積極的に参加する人材

厚真町が行う支援

1. 漁業体験機会の提供
2. 漁業及び水産業に関する知識を得るための機会の提供
3. 新規就業や既存の漁業者による雇用に向けた情報提供・相談対応・各種制度等の紹介・斡旋など

募集概要

募集人員

若干名

募集対象者

令和５年12月1日現在で原則として満20歳以上、満40歳以下の方で、次のすべての項目に該当する方が対象になります。（満40歳を越えている方の応募も受け付けできる場合がありますので、問い合わせ先までご連絡ください。）

1. 現在、3大都市圏をはじめとする都市地域（過疎、山村、離島、半島等の地域に該当しない市町村）等、厚真町外に在住しており、委嘱後、厚真町内に生活拠点を移し、必ず居住するとともに、住民票を異動できる方
2. 居住することとなる集落になじみ、住民と共に地域活動に取り組む意欲と実行力がある方
3. 漁業に精通しているか、もしくは興味があり、新規就業を目指す方で、委嘱期間終了後に厚真町に定住する意欲のある方
4. 普通自動車免許証（ＡＴ限定不可）及び自家用車を確保している方。(令和5年12月1日現在で自家用車を確保できる方を含みます。）
5. 心身ともに健康で、誠実に職務ができる方
6. 単身の方の応募も可能ですが、夫婦で就業を目指す方を優先的に採用します。
7. 夫婦、家族などで就業を目指す場合、応募は1名とします。

活動内容

1. 新規就業希望者として位置づけ、地元漁業者との作業の体験を通して、漁業技術の習得を目指します。
2. 漁が無い時期には、地元の漁業協同組合や、水産加工施設等へ派遣される場合が有ります
3. 将来的に居住する集落の一員として、水源保全、環境保全、住民生活支援等の地域活動（自治会活動）に参加していただきます。
4. その他、地域おこしの支援（地域のお祭りやその他のイベントに参加）や、地域力の維持・強化に資するために必要な活動に参加していただきます。

身分・任期

1. 身分は「厚真町地域おこし協力隊・漁業支援員設置要綱」に基づき、町長が委嘱します。
   （雇用契約は結びません）
2. 委嘱日から1年間（令和6年2月以降から令和7年1月までの期間を予定。）
   期間終了時に業務・活動状況などの評価を行います。評価基準を満たした際には1年単位で任期を延長することができ、最長3年間の委嘱を受けられます。

居住地・住居

1. 民間の賃貸物件を紹介することが可能です。
2. 町の公営住宅などを紹介することも可能です(公募のため応募多数の場合は抽選となります)
   

活動日及び時間

1. 1日7時間45分、週38時間45分を原則とします。
   活動時間は漁の種類により変動するため、早朝からもしくは深夜からの活動がある時期があります。また、7時間45分を超える活動時間となる場合もあります。
2. 始業・終業時刻及び休日（週2日）は、漁により変動します。漁期中は週休1日が基本となり、漁期と漁期の間に、休日を集中して取得することとなる場合があります。

待遇・福利厚生等

1. 報償費
   ・扶養家族がいる場合は月額27万5千円
   ・扶養家族がいない場合は月額26万5千円
   ※報償費等については、今後、内容等に変更が生じる場合があります。
2. 福利厚生費助成
   健康保険料及び年金保険料の2分の1相当額を助成
3. 活動費助成
   予算の範囲内で助成（住宅家賃相当分、活動車両維持･燃料費、作業道具、傷害保険料など）
4. 年次休暇
   10日(1年間の場合)
5. その他
   雇用契約を結ばないことから、雇用保険に加入しません。
   ただし、漁業にはケガ等のリスクが伴うことから傷害保険の加入を義務化しています。

応募手続き等

1. 応募締切
   令和6年1月19日(金)(必着)
   2の提出書類を郵送してください。
2. 提出書類
   ①厚真町「地域おこし協力隊・漁業支援員」応募用紙
   ②次の課題で論文執筆してください(自由様式)。
   　「厚真町で実現したい漁業者としての暮らし」(1,000文字程度)
3. 受付場所(問い合わせ)
   〒059-1692  北海道勇払郡厚真町京町120番地
   厚真町産業経済課経済グループ
   電話：0145-27-2486
   FAX：0145-27-3944
   E-mail：keizai@town.atsuma.lg.jp
   ※応募に関してご不明な点がありましたら、上記ファックス番号宛てまたはＥメールアドレス宛にご連絡ください。
4. 募集要領・応募用紙

協力隊漁業支援員募集要領

厚真町「地域おこし協力隊・漁業支援員」応募用紙

申し込み

令和6年1月19日(金)まで【必着】

選考

1. 第1次選考：
   書類審査の上、結果を応募者全員に文書で通知します。
2. 第2次選考：
   第1次選考合格者を対象に厚真町において面接試験を実施
   日時等は第1次審査結果通知と合わせて通知
   なお第2次選考のために必要な交通費等は個人負担になります。
3. 乗船体験：第2次選考の後、実際に漁船に乗る機会を設けます。乗船時の状況等による選考に加え、乗船体験後に改めて漁業に取り組む意思を確認します。
4. 上記を踏まえた最終選考の結果は、乗船体験実施後に文書通知します。
5. 日程等は社会情勢等を鑑みて、前後する可能性があります。

採用予定時期

採用時期は令和6年2月以降（任期の延長は最長令和9年1月末までの3年間）です。
なお、移住準備等のため採用開始時期を遅らせることも可能ですのでご相談ください。